事あるごとに、私たちを笑顔にしてくれた。
いつも親しみやすく、傍にいるような偉大なコメディアン。
顔が人柄に出る、照れ屋な愛がある人。
俳優の素質もある言われていた。
最後は名優高倉健さんにどうしてもと言われて、出演した「ぽっぽ屋」。
いかりやさんのように、俳優で話題を呼ぶと思われていた。その矢先だった。
私は幼少時体が弱く、志村さんがいつもTVにいた。
元気にしてくれた。ブラウン管、当時はVHSだったが、録画してすり切れた。
何度も見た。その都度TVにでれば録画した。
当時、30年くらい前。
小学生に上がる前だったが、良くみていたので今でも覚えている。
「カトちゃんケンちゃん」土曜は彼らのもの。
当時の同級生がPCエンジンのゲームを買ったといえば、憧れの的だった。
火曜は「ドリフの大爆笑。」
合間に入る永谷園のCMで、永谷園のお茶漬け食べました。
三木のり平さんの「ごはんですよーー」だったかもしれません。
ただ、馬鹿笑い。
人に愛されすぎるというより、多くの人の支えだった人。
いつも傍にいるような錯覚を起こす人。
思い出す昔。ただ、面白かった。
音楽で淡い青春を思い出すとかありますが、私は子供の時は志村けんさんは英雄のようでした。志村けんのように踊っていたと当時母に言われたものです。
「たまごーー?」研ナオコさんとのやりとり。
サイレントでの髭ダンス。
「えーー!!?もう8時っ!!!」の「だいじょうぶだー」の件り。
語るとキリがない。
柄本明とのあのお決まりのやり取り。
笑うはずが、今は泣いてしまうんですね……
志村さんが亡くなった。少し思い出すだけで、涙が出る。
でも、今は面白いコメディアンがいっぱい居ます。
かんばれ、日本。いやオレ!!!
コロナが人間だったら、なぐってやりたいっ!!!